埼玉のヒーローマニア

その名の通り埼玉県南部在住のヒーローマニアの日記である‼

作品紹介第1回「愛の戦士レインボーマン」

このブログでは、映画や特撮、マンガなどを紹介していこうかなと思っています(自分が見たことない作品も紹介します)。第1回は1972年10月6日から翌年9月28日まで放送された「愛の戦士レインボーマン」を紹介します!!

↓主題歌↓


愛の戦士レインボーマン川内康範(作詞家・脚本家)原作で東宝が製作していた特撮番組です。勧善懲悪なものではなく、作者の東南アジアにおける旧日本兵の遺骨収集の体験が反映された数々の特徴を持っています。

すなわち日本に虐待されたとする外国人が組織立って日本人に復讐しようとする敵の設定、祖国が諸外国から迫害を受けている現実を目の当たりにしながらも、共に戦う仲間を得ることもなく、日本を守るために孤独な戦いを続けるレインボーマンの「祖国愛」、主人公の私生活やヒーローとしての苦悩に重点を置き、主人公をヒーロー番組の人物設定にありがちな完全無欠な性格としていないということがあります。

レインボーマンは必要とする能力に合わせ、7種類の姿に変化します。
単独ヒーローが状況に応じて様々に姿や能力を変化させるという要素は、のちの特撮番組にも応用されています(平成のウルトラマンとか仮面ライダーとかがそうですよね)。

そして、この番組で忘れちゃいけないのが敵組織の「死ね死ね団」です!!

死ね死ね団のテーマ↓

今放送したら大変ですよね…。
死ね死ね団は日本という国家と日本人皆殺しを企む組織で、宇宙人や怪物などではない、生身の地球人による組織です。他のヒーロー番組のように怪人は登場しません。しかし殺人プロフェッショナルのような、怪人的な存在が登場することがあります。

戦いは、変身ヒーローなどに多い一話完結による「怪人対主人公」ではなく、約1クール(13話)からなる「政治的結社の陰謀対それを阻止する主人公」で、ヒーロー誕生から敵組織との戦いに至る流れも従来のヒーロー番組とは異質であり、第1話においてはレインボーマンは幻影のみの登場、2 - 4話ではレインボーマンとなったタケシの人間ドラマが中心で、敵組織の「死ね死ね団」は4話目にして初めて登場します。

あらすじ
ヤマトタケシは妹を自分の不注意で交通事故に遭わせ、脚に障害を負わせてしまう。その治療費を稼ぐため、格闘技に更に磨きをかけプロレスラーとなり、有名になって金持ちになるべく、インドの山奥に住む奇蹟の聖者「ダイバ・ダッタ」のもとへと旅立った。折しも第三次印パ戦争の真っ最中であり、負傷したタケシだったが、年老いたダイバは彼に長年夢に見た伝説の七色の戦士、「レインボーマン」の素質を見出し、タケシを弟子に迎える。

タケシが長く厳しい修行をしながらその地で見たものは、同じ人間同士が傷つき殺しあう民族間の紛争だった。ダイバは死んだ兵士を超能力を用いて蘇らせるが、生き返ったにもかかわらず、再び争いを始める兵士たち。ダイバが諭すと、その神々しさに感銘した兵士たちは武器を捨て故郷へ帰っていった。

タケシはダイバの偉大な力に改心し、自分の力を人々の役に立てようと誓う。やがて月日は流れ、ダイバは老衰し、その魂をタケシに委ねて果てる。その直後帰国したタケシは、自分が通っていたレスリングジムの経営者である正造が借金の保証人になっていることを知り、資金を稼ぐため単身マカオへ飛ぶ。
そこでタケシを待ち受けていたのは、日本没落と日本人抹殺を企む秘密結社、死ね死ね団だった。


ストーリーはなかなかいいですね。特に兵士のところが人間の醜さを表しているように感じます。テレビで全く放送されないので2年ぐらい前までこの作品を知りませんでした(やっぱ死ね死ね団がダメなのかな…。)。当時の子供たちの間では主題歌の替え歌が大流行したらしいですよ。

↓最近歌われた主題歌↓

絶対後ろで歌ってる子供達「レインボーマンって何?」って思いながら歌ってるだろうな〜〜だって、何か…目が死んでる…。

…こんな感じで紹介していきます!!第2回をお楽しみに!!
(注:WiKiのコピペがほとんどだと思いますがご了承ください)